Prep Station/Digital Analyzer(デジタルオミックスアナライザー)

Nano String Technologies社 nCounter Analysis System-FLEX NCT-SYST-FLEX

Prep Station/Digital Analyzer(デジタルオミックスアナライザー)

概要

米国NanoString社が開発したデジタルオミックスアナライザー(nCounter)によるマルチプレックス遺伝子発現解析を行います。
特殊な蛍光分子バーコードを持つ配列特異的なプローブを用いることで、逆転写やPCRなどのように酵素反応を使用せずに最大800種類のターゲット配列のデジタル検出(カウント)を行います。
逆転写、PCR増幅などの酵素反応を使用しないため、FFPE組織由来の核酸など、断片化が予想されるサンプルの解析にも非常に有力です。

装置の仕様・特色

・1分子=1カウントの革新的ケミストリー

・圧倒的に簡単なワークフロー
ハイブリダイゼーションのセットアップからデータの取得までのHands-on Timeは15分ほどです。煩わしいピペッティング操作を最小限に抑えています。この簡単なワークフローの実現によりヒューマンエラーを抑制しています。

・クルードなサンプルでも解析可能
ターゲット配列の検出原理は、ハイブリダイゼーションベースですので、基本的には逆転写反応やPCRによる増幅などの酵素反応やcDNAライブラリーの調製を必要としません。そのため、従来法では解析が困難とされているホルマリン固定パラフィン包埋 (FFPE)サンプルから抽出されたRNAでも非常に再現性の高いデータが得られます。

依頼測定 学内 学外 担当部局から連絡精算
設置年 2020
装置カテゴリ 生物学系 医学系 薬学系
適合分野
管理部局 ゲノム医療総合推進センター
使用責任者

ゲノム医療総合推進センター
冨田秀太(内7414)

拠点

ゲノム医療総合推進センター

依頼測定について

分析内容

当装置を用いた依頼分析を受け付けています。
主な分析例:
・FFPE由来抽出RNAの発現解析(nCounterリードアウト)
・FFPE由来抽出タンパク質の発現解析(nCounterリードアウト)

利用にあたっての留意事項

初めてご利用の方は、オペレータまでお問合せください。

申込方法

初めてご利用の方は、オペレータまでお問合せください。

受付時間

サンプル受付
 平日9:30~17:00

支払方法

学内:
測定・解析が完了後、翌月初めにまとめて請求いたします。

学外:
測定・解析が完了後、岡山大学から請求書を送付いたします。30日以内に、銀行振込にてお支払いください。

料金

詳細はオペレータまでお問合せください。

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