Phenocycler(組織免疫多重染色解析システム)

AKOYA Biosciences社 CODEX Instrument INST2000

Phenocycler(組織免疫多重染色解析システム)

概要

PhenoCycler(旧名:CODEX)はスタンフォード大学のDr. Garry Nolanの研究室で開発されたCO-Detection by indEXing技術により、カスタマイズ可能な40種類以上の抗体パネルを1度の組織染色反応を実行する自動送液制御装置です。
1回のサイクルで、それぞれスペクトルの異なる色素を持つ3種のレポーターを染色した組織に加え、それぞれに結合する抗体バーコードで検出します(1度のサイクルで3種の抗体での画像が得られます)。
繰り返しイメージングサイクルを自動で制御し、異なる3種の抗体による画像の取得を繰り返されます。

装置の仕様・特色

・完全自動でのハイスループット細胞マッピング
完全自動で各サイクル毎に3種のレポーター・蛍光を送液・反応し画像を取得。このサイクルを繰り返すことで40種以上のマーカー画像をシングルセル単位で取得。
・40種以上のバイオマーカー検出
形態学的環境でのSpatial解析とウルトラ・ハイプレックスデータの取得。
・豊富な検証済みの抗体パネル
ヒト及びマウス組織用の多種類の検証済み抗体パネルを提供すると共に、お客様独自のパネルを作成するためのConjugationキットも提供。
・完全な組織形態を維持
高度な送液技術と組み合わせたケミストリーは、サンプルの組織構造を維持し再利用が可能。
・コンパクトなシステム
コンパクトな設計で、完全に自動化された操作

依頼測定 学内 学外 担当部局から連絡精算
設置年 2021
CFPOU管理番号 CGM_007
機器種別
装置カテゴリ
適合分野 生物学系 医学系 薬学系
管理部局 ゲノム医療総合推進センター
サポート職員

ゲノム医療総合推進センター
冨田秀太(内7414)

拠点

ゲノム医療総合推進センター

依頼測定について

分析内容

当装置を用いた依頼分析を受け付けています。
主な分析例:
・FFPE薄切サンプルを用いた1細胞レベル多重免疫染色画像の取得

利用にあたっての留意事項

初めてご利用の方は、オペレータまでお問合せください。

申込方法

初めてご利用の方は、オペレータまでお問合せください。

受付時間

サンプル受付
 平日9:30~17:00

支払方法

学内:
測定・解析が完了後、翌月初めにまとめて請求いたします。

学外:
測定・解析が完了後、岡山大学から請求書を送付いたします。30日以内に、銀行振込にてお支払いください。

依頼測定料金

詳細はオペレータまでお問合せください。

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