ICP質量分析装置 Agilent 8900 ICP-QQQ

米国アジレント・テクノロジーズ社製 Agilent 8900 ICP-QQQ

ICP質量分析装置  Agilent 8900 ICP-QQQ

概要

微量元素を定性、定量する装置。ICP質量分析装置本体と前処理装置で構成。
生物、医学、工学、無機、元素、組織、動物、植物、生体、分析、質量、イオン、ICP

装置の仕様・特色

ICP-MS (Inductively-Coupled Plasma Mass Spectrometry)は高周波電力によって生成した高温のArプラズマ中でサンプルを原子化・イオン化し質量分析する装置で、汎用の元素分析装置としては最も感度が高く、多元素の同時分析も可能です。本機種では検出感度、ダイナミックレンジ、マトリックス耐性などの基本性能の向上に加え、従来からあったHeガスによる干渉除去法だけでなく、一段目と二段目のMSの間に反応性のガス(H2とO2を装備)を導入することで、測定対象の元素に特異的な生成物イオンを検出できます。これにより従来のICP-MSが比較的苦手としていたSi, P, S等の元素も高感度かつ低バックグラウンドで測定できるようになりました。
なお本装置の利用にあたっては、依頼測定のみとなります。原則として、5%以下の希硝酸に溶解した前処理済みのサンプルをお預かりし、担当技術職員が測定を行います。

謝辞掲載のお願い

本装置で得られたデータを外部に出版する際は、下記のとおり謝辞の記載をお願いいたします。

This work has been partly supported by Core-Facility at Okayama University(CFPOU IPSR_05)
本研究はコアファシリティの支援を得て実施されました(CFPOU IPSR_05)

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依頼測定 学内 学外 担当部局から連絡精算
設置年 2025
CFPOU管理番号 IPSR_05
機器種別
装置カテゴリ
適合分野 生物学系
管理部局 資源植物科学研究所
サポート職員

資源植物科学研究所
山地直樹
(内線1212)

拠点

資源植物科学研究所

共同利用について

機器サービス管理者
機器サービス副管理者

【機器・サービス管理者】
 資源植物科学研究所
  山地直樹
【機器・サービス副管理者】
 資源植物科学研究所
  土屋 善幸 高見 常明 

依頼測定について

利用にあたっての留意事項

ICP-MSの操作は担当技術職員が行います。試料前処理装置の使用は講習を受けたもののみが可能。学外利用者は、公開サイトの「学外者利用について」をご覧ください。

利用の前には、担当技術職員と打合わせの上、利用申請書の提出が必要です。

学外
https://www.rib.okayama-u.ac.jp/collaboration/gakugairiyou/

問合せ先メールアドレス
ipsr-kiki@adm.okayama-u.ac.jp

【機器・サービス管理者】
 資源植物科学研究所
  山地直樹
【機器・サービス副管理者】
 資源植物科学研究所
  土屋 善幸 高見 常明

【詳細情報】
https://www.rib.okayama-u.ac.jp/collaboration/collaboration-index/

依頼測定料金

学内
使用時間に応じた費用負担

学外
https://www.rib.okayama-u.ac.jp/collaboration/gakugairiyou/

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