高分解能質量分析装置

日本電子(株)JMS-700

高分解能質量分析装置

概要

高電圧真空中で試料をイオン化し、静電力により飛行するそのイオン群を電気・磁気作用で質量電荷比に応じて分離し、その比を横軸、検出強度を縦軸とする質量分析スペクトルを得るための装置である。とくに高分解能の質量分析を用いると、試料の分子式を明らかにすることができる。
有機化学系の低分子試料(精製品)の高分解能質量分析に適している。

装置の仕様・特色

イオン源をはじめとする各種パラメータのオートチューニング機能を搭載した、
フルコンピュータコントロールを特長とする高分解能質量分析計です。
精製した試料の高分解能測定にご利用下さい。

イオン化部: Direct-EI,GC-EI,Direct-FAB
測定質量範囲 EI: ~m/z800, FAB :~m/z2500
分解能: 60,000(10% 谷)
感度: ステアリン酸メチル 0.2ng、S/N≧400 (CI/EI 共用イオン源)
加速電圧: 最大10kV

自己測定 依頼測定 学内 CFPOU精算
設置年 2009
装置カテゴリ
適合分野 化学系
管理部局 自然生命科学研究支援センター
使用責任者

学術研究院自然科学学域(工)
三浦 智也
(内線 8096)

拠点

自然生命科学研究支援センター 分析計測・極低温部門 分析計測分野

研究成果 岡山大学研究者プロファイル(Elsevier社Pure)

共同利用について

利用にあたっての留意事項

設備の運営方針に関しては、監守者グループで共同して行っている。共同利用は数回訓練を受けて、操作に習熟してから、利用を許可する.

http://dia.kikibun.okayama-u.ac.jp/equipments/view/363
費用負担

利用料金を徴収している, 
(R5年度~)
自己測定のみ (学内のみ):
 1検体あたり
 220円/EI測定
 220円/FAB測定
 

http://dia.kikibun.okayama-u.ac.jp/files/upload/files/dia/3HP用_学内自己測定利用料金_現行.pdf
自己測定利用法

利用資格者は、本学の教職員、大学院学生で運営委員会(当分は管理責任者が代行)で認められた者とし、高分解能質量分析装置運営委員会が主催する使用講習会を受講したものに限る。

利用受付は、利用の1カ月前から先着順におこなう(設備NW予約システムを利用する。)

管理責任者・監守者

R5【機器管理責任者】
 学術研究院自然科学学域(工) 三浦 智也 (内線8096)

【監守者代表】
 分析計測分野 砂月 幸成 (内線8745)
【監守者】
 理学部 岩崎 真之 (内8969)
 環境理工学部 田嶋 智之 (内8898)
 薬学部 西岡 弘美 (内7965)
 工学部 溝口 玄樹 (内8211)

詳細情報 http://dia.kikibun.okayama-u.ac.jp/equipments/view/363
利用方法や利用規程 http://dia.kikibun.okayama-u.ac.jp/files/upload/files/dia/kitei_riyouyoukou.pdf
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依頼測定について

料金

直接導入-質量決定測定
   学内      1検体 2,200円
   学外(大学等)  1検体 3,300円
   学外(上記以外) 1検体 4,400円
精製済・高純度試料の質量決定のみです。
事前にご相談ください

申込用紙 https://dia.kikibun.okayama-u.ac.jp/measure/howtouse#documents
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