微細構造リモート観察システム1. 走査電子顕微鏡(SEM)

株式会社日立ハイテク SU9000型

微細構造リモート観察システム1. 走査電子顕微鏡(SEM)

概要

微細構造リモート観察システム*の中核機器です。
*SU9000の他, 2-1 (光学顕微鏡 Olympus・FV3000)を含む種々の前処理機器群から構成される,物質の微細構造を観察・解析するための共用研究システム。

用途:固体試料の表面観察, EDX分析
分解能 0.4 nm と, 世界最高性能の分解能を有しています。
測定可能な試料の形態:固体(小塊,粉末,薄膜など)※ 厚みのある試料,および磁性材料は要相談。
サンプルの必要量:数十mg 程度(スパチュラ1杯分)
その他:各種前処理装置を用意。本体のリモート操作も可能
Keyword:微細構造, SEM, FE-SEM, 電界, EDX, EDS

装置の仕様・特色

特徴:オプションパーツを用いると,試料断面の観察,STEMモードの観察が可能。EDS, EDX分析およびリモート操作にも対応しています。

※ 印加電圧 30kV において 分解能 0.4 nm と, 世界最高性能の分解能を有しています。
※ 液体,気体試料の分析はできません。
※ 高真空下で測定するため,試料はよく乾燥が必要です。
※ リモート操作は要相談。

自己測定 依頼測定 学内 学外 CFPOU精算
設置年 2022
CFPOU管理番号 DIA_716
機器種別
装置カテゴリ
適合分野
管理部局 自然生命科学研究支援センター
サポート職員

異分野コア 仁科 勇太 (内線 8718)
(副)自然生命科学研究支援センター 中野 知佑 (内線 8747)

拠点

自然生命科学研究支援センター 分析計測・極低温部門 分析計測分野

研究成果 岡山大学研究者プロファイル(Elsevier社Pure)

共同利用について

利用にあたっての留意事項

・初利用者は指導員によるトレーニング(OJT)を受けて頂きます。単独での測定は,技能習熟後になります。
・依頼分析は要相談。
・分析例などを詳細情報に掲載しています。
岡山大学内に限らず、近隣の大学、企業の方も利用できます。(利用者登録が必要です)

自己測定料金

(自己測定)
学内: 825円 /30分
学外: 4,400円 / 30分

(依頼分析)
 学内: 1,980円 / 30分
 学外: 6,600円 / 30分

https://dia.kikibun.okayama-u.ac.jp/files/upload/files/dia/HP%E7%94%A8_%E8%A3%85%E7%BD%AE%E5%88%A5%E6%96%99%E9%87%91%E8%A1%A8_%E7%8F%BE%E8%A1%8C.pdf
自己測定利用法

設備NWの予約システム*1を用い,利用資格申請を行ってください。操作指導*2を受けた方に利用資格を承認します。
*1 設備NWのアカウント取得を推奨。不可の場合は都度,管理者に連絡願います。
*2 初利用者は、指導員によるトレーニングを受けて頂きます。単独での測定は,技能習熟後になります。

その他

★詳細情報
https://www.tt.vbl.okayama-u.ac.jp/pdf/kyoyoukiki-23.pdf

なお、ご利用に際しては利用者登録をお願いしています。問い合わせボタンから担当者にご連絡ください。

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依頼測定について

分析内容

サンプルを送付頂き,本学スタッフが観察を行います。試料の性状を確認した上で,観察条件(印加電圧,倍率など)を打ち合わせします。その後,打ち合わせにより決定した条件で,観察します。

申込用紙 https://dia.kikibun.okayama-u.ac.jp/measure/howtouse#documents
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