★テスト公開★メスバウアー分光装置

トポロジックシステムズ社 MDF-110他

★テスト公開★メスバウアー分光装置

概要

無反跳原子核γ線共鳴現象を利用した分光法です。本装置では57Coから放出される14.4 keVのγ線を試料に照射し、試料中に含まれる57Feによる共鳴吸収スペクトルを得ます。スペクトルを解析することで、試料中に含まれるFeの化学的状態(酸化数や配位数など)や磁気的状態に関する情報を得ることができます。(線源を用意すれば、スズ(Sn)のメスバウアー測定も可能です)

装置の仕様・特色

許可線源:57-Co および113m-Sn
測定方法:透過法(室温~極低温(4 K))
     散乱法(室温)
測定時間:1測定あたり1日~1週間程度

謝辞掲載のお願い

本装置で得られたデータを外部に出版する際は、下記のとおり謝辞の記載をお願いいたします。

This work has been partly supported by Core-Facility at Okayama University(CFPOU ELNST_E_1)
本研究はコアファシリティの支援を得て実施されました(CFPOU ELNST_E_1)

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自己測定 依頼測定 学内 学外 要利用資格
設置年 2000
CFPOU管理番号 ELNST_E_1
機器種別
装置カテゴリ
適合分野 化学系 物理学系 工学系 地学系
管理部局 工学部
サポート職員

工学部 化学・生命系
藤井達生(内8077)

拠点

自然生命科学研究支援センター 光・放射線情報解析部門

共同利用について

自己測定利用法

初めての研究室は、「申込・お問合せフォーム」から管理者までご連絡ください。

利用資格者は、放射線業務従事者として登録許可された本学の教職員・大学院学生であり、かつ津島施設の安全取扱実習を受講している者。

機器サービス管理者
機器サービス副管理者

工学部 化学・生命系
藤井達生(内8077)

  機器の利用資格を申請する

依頼測定について

分析内容

当装置を用いた依頼分析を受け付けています。

主な分析例:
・スラグ中の鉄の化学状態分析
・ガラス中の鉄の化学状態分析
・鉄系二次電池材料の化学状態分析

利用にあたっての留意事項

試料中に含まれる鉄の濃度や共存元素の種類等によって必要な積算時間が大きく変わります。はじめてのご利用の前に、測定方法についてご相談下さい。
スズ(Sn)のメスバウアー測定も可能ですが、その場合は線源を別途、購入していただく必要があります。

申込方法

装置管理者までメール等でお問合せください。

受付時間

装置管理者までメール等でお問合せください。

支払方法

学内:
測定料金は四半期ごとに、7月・10月・1月・3月にまとめて請求いたします。3月の利用分は、次年度7月にまとめて請求いたします。

学外:
測定・解析が完了してから2-3週間ほど後に、「利用者登録用紙」の請求書送付先へ岡山大学から請求書を送付いたします。30日以内に、銀行振込にてお支払いください。

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