PEAQ-ITC システム

Malvern Panalytical社 PEAQ-ITC

PEAQ-ITC システム

概要

PEAQ ITCは高感度な等温滴定型カロリメーターであり、薬剤-タンパク質、核酸-タンパク質、タンパク質-タンパク質などの分子間相互作用時に生じる微小な熱量変化を直接測定できます。その結果、解離定数 (Kd)、エンタルピー変化 (ΔH)、エントロピー変化 (ΔS)、化学量論比 (n) などの熱力学パラメーターを算出できるので、結合親和性や結合様式の違いを評価できます。測定は非標識・固定化不要で溶液中で行えるため、自然な状態での解析が可能です。試料の分子量に制限はなく、高精度な自動滴定と低ノイズ検出により再現性の高いデータを取得できます。操作は直感的で初心者にも扱いやすく、 1条件あたりの測定時間は約1時間です。専用ソフトウェアも付属しており、データ解析から熱力学パラメータ算出までを迅速に行えます。

装置の仕様・特色

サンプルボリューム 280 μL、サンプルのセルサイズ 200μL、操作はマニュアルで実施する

謝辞掲載のお願い

本装置で得られたデータを外部に出版する際は、下記のとおり謝辞の記載をお願いいたします。

This work has been partly supported by Core-Facility at Okayama University(CFPOU RIIS_n02)
本研究はコアファシリティの支援を得て実施されました(CFPOU RIIS_n02)

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自己測定 依頼測定 学内 学外 要利用資格 CFPOU精算
設置年 2024
CFPOU管理番号 RIIS_n02
機器種別
装置カテゴリ
適合分野 化学系 生物学系 医学系 工学系 薬学系
管理部局
サポート職員

異分野基礎科学研究所
菅 倫寛 (内線 7877)

異分野基礎科学研究所
齊藤 恭紀 (内線 7864)

拠点

異分野基礎科学研究所

共同利用について

利用にあたっての留意事項

自己測定利用は、操作に習熟した方のみ,利用を許可しています。
大学連携研究設備ネットワークへの登録が必要です。

自己測定料金

学内 1,100円/時間   6時間以上は6,600円 固定 
学内(支援有り) 5,500円/時間 6時間以上は33,000円 固定
学内(若手ユーザー) 550円/時間   6時間以上は3,300円 固定 
学外 11,000円/時間 6時間以上は66,000円 固定
*学外の方の装置の使用は習熟した方を想定しており、現在提供できるのは自己測定のみとなりますが、条件検討や装置利用に関して簡単な支援は提供しています。

自己測定利用法

初めての研究室は、「問い合わせる」ボタンから担当者へご連絡ください。

利用資格者は、本学の教職員・大学院学生で、管理者が認めた者 (実地訓練の都合で、研究室あたりの人数を制限する場合があります。)

機器サービス管理者
機器サービス副管理者

【機器サービス管理者】
 異分野基礎科学研究所
 菅 倫寛 (内線 7877)
【機器サービス副管理者】
 異分野基礎科学研究所
 齊藤 恭紀 (内線 7864)

その他

[支払方法について]
学内:
測定料金は四半期ごとに、7月・10月・1月・3月にまとめて請求いたします。3月の利用分は、次年度7月にまとめて請求いたします。

学外:
測定・解析が完了してから2-3週間ほど後に、請求書送付先へ岡山大学から請求書を送付いたします。30日以内に、銀行振込にてお支払いください。

 

依頼測定について

申込方法

依頼測定は行っておりません。

問い合わせ

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