Leica, LMD7000
概要
高出力ダイオードレーザーにより、スライド上の組織標本から均質な細胞群、または単一細胞のみを回収します。
装置の仕様・特色
注:カメラの経年劣化により画像が不鮮明です。
Leica LMD7000は、明視野および蛍光観察下で組織または細胞の特定の領域を非接触で切り取ることができるマイクロディセクションシステムです。このシステムは、高解像度の光学顕微鏡とレーザーを組み合わせて使用され、非常に正確なマイクロディセクション作業を可能にします。レーザーを使用して組織や細胞を切り取るため、非接触での操作が可能です。これにより、サンプルの汚染や損傷のリスクを最小限に抑えることができます。LMD7000は、生命科学や医学研究などのさまざまな分野で使用されています。組織学的解析、遺伝子解析、プロテオミクス、細胞分離など、多岐にわたる応用が可能です。
詳しくは 製品サイト:https://tinyurl.com/2lncdwx5
★★★ご利用に関するご質問は下記よりお問い合わせください★★★
バイオバンクお問い合わせフォーム:https://biobank.ccsv.okayama-u.ac.jp/contact/
問い合わせ時は合わせて下記をご連絡ください
・蛍光観察の有無
・染色方法
・組織切片の種類
・回収後の目的(核酸精製、質量分析など)
2024年4月25日
不具合の発生(ディスプレイに表示される画像が不鮮明になる)について
対象領域の回収は可能ですが経年劣化により不具合が生じております。
下記に詳細を記載しますのでご確認ください。
<症状>
・ディスプレイに表示される画像がもやがかかったような画像になる
<原因>
・使用しているカメラDFC310FXに内蔵されているフィルターの変性もしくはカビの発生による。
・フィルターの変性もしくはカビの発生は経年劣化によるものと推測(Leica担当者)
<本不具合による影響>
・表示される画像が不鮮明のため、採取領域の設定に不安が残る(領域の設定は表示された画像に対して肉眼で行うため、いわゆる「際」のラインの設定が難しくなる)
・画像の保存はディスプレイに表示された画像がそのまま保存されるため、不鮮明な画像が保存される。
<カッティング精度に関して>
・本不具合の発生後、キャリブレーションを行い、問題なく完了しておりますので、カッティング精度に関しては本不具合の影響はないと思われます。
設置年 | 2014 |
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CFPOU管理番号 | OBB-022 |
機器種別 | |
装置カテゴリ | |
適合分野 | 生物・医学・薬学系 |
管理部局 | 岡大バイオバンク |
サポート職員 | バイオバンク |
拠点 | 岡大バイオバンク |